信州 松本 美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館

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2014年03月04日

渡り廊下改修工事完了


1月下旬から続いた渡り廊下の改修工事が完了しました。

 

研ぎ出しの石階段、飴色に艶を増した柱や梁、天井の丸垂木、古いガラス・・・

風情を損なわないように約80年前の建築当時の意匠を可能な限り残しました。

今まで以上に周囲の庭園を取り込み、古さと新しさのバランスが心地いい空間に仕上げることができました。

 

難易度満載ほぼ100%現場合わせの工事の上に予想外の大雪の中、見事に組み直してくれた大工さんを始め、職人の皆さんには本当に感謝です。

そして「残すこと」の難しさにいつも応えてくれる設計の北村さん、滞り無く工事を管理していただいた工務店の河住さん、本当にありがとうございました。

 

また一つ歴史を繋ぐことができました。

 

こだわりの詳細を金宇館フェイスブックで是非ご覧ください。

 


 

2014年02月21日

残り1週間


現在進行中の渡り廊下の改修工事。

予想外の2度の大雪のお陰で現場はご覧の通り大幅の遅れ。。。

予定ではすでに左官屋さんも終了のハズが大工さん、板金屋さん、塗装屋さんが入り混じり、造作と仕上げが急ピッチで同時進行中です!!

時間の限られた中、細かな注文にも嫌な顔一つせず対応してくれる工務店の河住さん、難易度満載のめんどくさい仕事を丁寧に収めてくれる大工さんはじめ職人の皆さんには本当に感謝です!

さぁ、あと一週間!頑張りましょ~!

職人さんの奮闘ぶりはこちら

 


 

2014年02月02日

職人技


今年は雪も少なく天候にも恵まれ、工事も順調に進んでおります。

大工さんの工場に運ばれた柱や梁は傷んだ箇所を補修され、見事に元通りに組み直されました。

80年の風雪に耐えた柱はやはり傷みが激しく、多くが写真のように不思議な形で根継ぎされています。

これは「金輪継」と言って木造建築の木材と木材をつなぐ代表的な継手だそうで、1本の木とほぼ同様の強度が保てるそうです。たくさんある継手の中でも最高位の強度を誇るらしい・・・。

素人にはどう組まれているか見当もつかない・・・。

先人の知恵と技術は本当に素晴らしい。

 

新しい柱に取り換えた方がよっぽど楽ですが、それと同時に風情と過去の時間も失われてしまいます。

こうした手間を掛けることに「時を繋ぐ」確かな意味があると思うのです。

 

 


 

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