信州 松本 美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館

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2015年03月18日

変わる風景


当館の先にある木造旅館だった建物の解体が始まりました。

 

昭和初期、当館の初代と一緒になって温泉掘削から始めた仲間の旅館です。

現在のご主人から宿屋はやめてしまい、長い間使われなくなった建物は傷みが酷く、寂しい佇まいとなっていたが、当時を知らない私にとっては昭和初期の全盛の御母家温泉を思い起こさせる建物として、とても親しみをもって眺めていました。

全盛の頃は当館以上に立派な建物で数寄屋の意匠が随所に散りばめられた素晴らしい造りだったようです。

 

解体される様子はとても呆気なく、二度と戻らない風景を前に只々寂しいばかり。

当館の隣にある松本市のおぼけ荘さんも来年3月での廃止が決まりました。

ここ数年で御母家の風景も一変しそうです。

 

昭和初期の御母家温泉の風景を残す存在は唯一当館のみとなってしました。

時代と共に変わり行く環境の中で私たちに何が出来るのか・・・この御母家温泉を築き上げたおじいさんたちに問われている気がします。

 

 


 

2014年03月04日

渡り廊下改修工事完了


1月下旬から続いた渡り廊下の改修工事が完了しました。

 

研ぎ出しの石階段、飴色に艶を増した柱や梁、天井の丸垂木、古いガラス・・・

風情を損なわないように約80年前の建築当時の意匠を可能な限り残しました。

今まで以上に周囲の庭園を取り込み、古さと新しさのバランスが心地いい空間に仕上げることができました。

 

難易度満載ほぼ100%現場合わせの工事の上に予想外の大雪の中、見事に組み直してくれた大工さんを始め、職人の皆さんには本当に感謝です。

そして「残すこと」の難しさにいつも応えてくれる設計の北村さん、滞り無く工事を管理していただいた工務店の河住さん、本当にありがとうございました。

 

また一つ歴史を繋ぐことができました。

 

こだわりの詳細を金宇館フェイスブックで是非ご覧ください。

 


 

2014年01月21日

渡り廊下改修工事スタート


渡り廊下の改修工事がスタートしました。

当時の建材を可能な限り再利用するため、慎重に手壊しでの解体作業が進んでいます。

80年の歴史に感謝しつつ、また新しく歴史を刻む瞬間です。

 


 

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