信州 松本 美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館

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2019年09月18日

おもてなしの指針


\オープニングスタッフ募集/

 

以前勤めていたホテルを退職する時に当時大変お世話になった総支配人からこんな言葉をいただきました。

 

「心は形に表れ 形は心を表す」

 

館内を清掃して客室を整える。
お花を活ける。
お料理を作り、それをお出しする。
湧き出る温泉をきれいな浴槽に満たす。
気持ちの良いお布団を誂え、静かで心休まる環境を作る。
庭を掃き清める。
そして迎える笑顔。

 

こうした私たち全員の日々の営み一つ一つが宿の「形」となってお客様に届きます。その「形」は私たちの心持ち一つで全く違うものになったりもします。
どんな心持ちでお客様をお迎えするか、どれだけお客様を想像できるか、日々終わりのない営みの中でその「心と形」がしっかりとリンクした時、初めてお客様にご満足いただけるのだと思います。お客様はその「形」から私たちのおもてなしの「心」をきっと感じて下さる。そこにたくさんの言葉はいらなかったりもするのです。

 

今、私が進めている建物の工事は言わばその心の受け皿を作っているようなもので、これから働くスタッフの「心」が入って初めて宿屋として完成します。
どんなスタッフの「心」が入って、どんな宿の「形」になるのか、そして日々どう進化していくのか、今から楽しみでなりません。

 

まずはその受け皿をしっかり作ること。そこにも関わって下さるたくさんの職人さんたちの「心」が「形」となっていく瞬間を日々実感しながら工事は進んでいます。

 

「心は形に表れ 形は心を表す」

 

この言葉を当館のおもてなしの指針にしたいと思います。

 

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2019年09月05日

全部をやってみる


\オープニングスタッフ募集/

 

「全部をやってみる」

 

ある程度大きな旅館やホテルは分業で成り立っています。フロント、レストラン、予約、ハウスキーピングなど、それぞれのセクションを行き来して仕事をすることってあまりありません。

 

しかし、当館のような小さな宿はお客様の滞在に合わせてセクションを移動していきます。お客様が帰れば館内を清掃し、チェックインの時間になればお出迎えをして食事の支度をする。電話が鳴れば予約を受け付けるし、調理場で仕込みの手伝いもする。料理を作る人が配膳だってしても良い。もちろんこれらは7.5時間という労働時間内でシフトを組む勤務体制にしています。でも「なんでもやらなければいけないの~」「大変そう」って思うかもしれません。しかし「全部をやってみる」と分かることがたくさんあるんです。

 

館内を掃除すれば、建物をよく知ることが出来て愛着が湧きます。本物の木で出来た建物や家具に触れることがこんなにも気持ちのいいことだと気付くでしょう。
庭の手入れをすれば、草木の名前を覚えられるし、四季の移ろいを感じることが出来ます。外で汗を流す仕事も日々の中で良いリセットになったりします。
チェックインでお出迎えをすればお客様の情報がたくさん分かります。
予約の電話に出ればお客様との関係の第一歩を築けます。
料理の仕込みをすれば食材や調理のことが分かって自信をもってお客様にご提供できます。
料理人が配膳すればお客様の声が直接感じられてやりがいが持てます。

 

「全部をやってみる」そのすべてに小さな「気付き」が散りばめられています。それは私たちがお客様にご提供しなければならない「時間」を作るうえでとても大切な材料のようなもので、その積み重ねがクリエイティブは発想の源泉になると思っています。

 

当たり前のことだけど、私は宿を継いで「全部をやってみる」をすべてやってきました。だから滞在しているお客様のことはだいたい把握していますし、宿のことは全て分かる。だからと言って同じようにやってほしいとは思いません。むしろたくさんの新しい「気付き」に期待したいと思っています。

 

「全部をやってみる」、そして自分の宿のように自信を持ってお客様をお迎えることが出来た時、この「小さな宿で働く」という醍醐味を感じられる瞬間なのだと思います。

 

金宇館っていう屋号だけど主役は私じゃなくていいと思っているんです。

 

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2019年08月30日

旅館の仕事について


<オープニングスタッフ募集!!>

 

「旅館の仕事について」

 

正直、旅館の仕事ってすごくハードです。お客様の休息のために衣・食・住を整えていく仕事なので普通の生活と時間軸がズレていきます。世の中が休みの時に働く仕事。

 

仕事の内容は基本的に毎日同じことの繰り返し。館内を隅々掃除してお花を活けて、お出迎えの用意をする。調理場で夕食と朝食の仕込みを淡々とこなし、仕入れにも行って、その時間になれば全神経を研ぎ澄まして料理を作る。昨日洗った食器にまた今日も盛り付けてお客様に届けてまた片付ける。その合間に気持ちよくお休みいただけるようにお部屋や館内をまた整える。就寝後も呼ばれれば出向いて対応。朝はお客様より早く起きて朝食の支度をしてまた館内を整える。そんな仕事と同時進行で予約の電話対応やメールの処理。お客様がお帰りになればまた掃除して・・・。昨日と同じ仕事がまた今日も続いていって、どれもこれも地味な仕事ばかりですし、やっぱり毎日同じことの繰り返しです。

 

でも唯一違うこと。それは「毎日違うお客様がいらっしゃる」と言うこと。もしかしたら昨日やったことが今日のお客様には受け入れられないかもしれない。「お客様の数だけ答えがある。」そんな仕事かもしれません。お話し好きなお客様も居れば、そっとしておいてほしいお客様もいる。家族や友人と楽しい時間を過ごしたいお客様もいれば、一人静かに自分と向き合いたいお客様もいる。小さな宿の空間の中でその日迎えたお客様同士がお互いを意識し合いながら、私たちスタッフが間に入ることで共に心地いい時間を創り上げていく。どのお客様も心新たにまた日々の生活に戻れるようなお手伝いをする。人工知能の登場によって文明の階段をまたひとつ上がろうとしている、そんな時代ですが、その物差しでは測れない人と人の距離感や感情の共有をベースに松本の自然や文化を発想の原点として、ここを訪れるお客様にどんな時間をご提供できるか。単なる「泊まる」という機能を提供するだけではないとてもクリエイティブな仕事です。

 

決して楽な仕事ではないけれど、その結果にいただくお客様からの心から「ありがとう」に仕事のやりがいを感じられて、「今日はどんな出会いがあるだろう」って思えたらこの仕事は本当に楽しいと思います。

 

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