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工芸の五月

今年も松本では「工芸の五月」が始まります。

 

江戸時代、松本は各地から集められた匠たちがたくさん居住する城下町として栄えました。

戦後には、柳宗悦の唱えた「民藝運動」に共感した人たちによって、木工、染織をはじめ、活発な工芸品製作がこの地でおこなわれ、こうした工芸と地域との長い関わりが礎となって「クラフトフェアまつもと」も生まれました。
松本と工芸の深い関わりに着目し、そこに新たなエネルギーを加えようという企画です。

毎年五月を「工芸月間」とし、松本を中心に美術館、博物館、クラフトフェアなど50の会場で工芸の企画展が開かれます。

 

工芸というとちょっと難しい気がしますが、つまり生活品や道具のこと。

なんでも安く手に入り簡単にモノが捨てられてします時代ですが、自分と長く暮らせる生活道具を探しに松本に出掛けるのも良いですね。

 

工芸の五月